VOL.020 雪遊びもスモールステップで

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雪といきなりは戯れない

初雪は3歳

初めて雪で遊んだ時の話です。

3歳ぐらいだっでしょうか。

ある日、家の外を見ると、雪が降っていました。

5センチぐらい積もっていて、ちょっと遊ぶのにちょうど良さそう。

へーすけは、わーっと走り出すようなことはないだろうな〜と思っていたら案の定です。

ふわふわの新雪を前に、固まる。動かない。

・・・なにこれ

へーすけがフリーズしました。

予想の範囲内だつたので、まずは親がお手本を。

大丈夫。周りには誰もいません。

アラフォーの男女が新雪の上をきゃっきゃとか駆けまわります。

割と楽しい。

一歩前へ

さあ、へーすけも。楽しいよ!

ほら、おいで!

楽しいよ!!

親も全力。

彼の『楽しい』を少しでも増やしたいのです。

それでも、すぐには新雪の上に足を置きたがりません。

恐る恐るです。

たのしい・・・ほんと?

絵に描いたように、本当に本当に、ゆっくりと一歩前へ。

やった!!!

へーすけが新雪の上に乗った!!乗ってしまえば後は、自分で怖くない、安全なものと理解するので、自分からある程度は、遊びます。

よかった。

ただ雪で遊ばせるだけでも、まあまあ大変

ふぅ~何とか触った

スキー場デビュー

親が、スノーボードを子供としたいだけというのも実はあります。

へーすけは、やらないかも。とは心の中では思っていますが。

毎日少しずつステップアップです。

次は、スキー場です。

同じ年の冬に行きました。雪の感触が残っているうちに。

スキー場と言っても、ソリ遊びだけが出来る、かなり小さなゲレンデが家から1時間程度の所にあるので、みんなでそこに行きました。

沢山の雪を前に、やっぱり、へーすけフリーズ。

・・・こわい・・・

しかし、既に雪を一度体験しているので溶けるのが早い。

一歩前へ。とうとうスキー場デビューです。

ここからが大変。

次いでにソリも乗る

ソリですから。彼にとっては、ハードルも高め。

先ずは他の人がするのを観察。

次に、ママと一緒に。その方が安心するみたいです。雪のない時に公園の芝生で段ボールでそり遊びをした経験が生きているのかも。

すごいゆっくりだけど、下まで何とか滑って行きました。

たのしい・・・かも

トライアンドエラー

以外と楽しんでくれていそう。

ゆっくりというのがポイントみたいですね。分かってませんでしたが…

次にパパと。

ヒャッホーー!!

『ビューン』と下まで一直線。

ごわい~~

そして泣きます。

ゆっくりやんなきゃダメだって!!

2人の鎮静化を待つパパ。

いや~ミスった・・・

ご機嫌が治るのを待って、夫婦で、もう一回!もう一回!と下まで滑るのを繰り返しました。

もちろん、とてもゆっくりとしたスピードで。

と言っても彼の精神力は、4回分ぐらいが限界なので、嫌にならないうちに早めの帰宅です。

『楽しかったね』で出来るだけ終わるように。

ということで、帰りにキッチンカーでクレープを買って帰りました。これも『楽しかったね!』のため。いや、ママが食べたかっただけだった。

クレープうまうま

スモールステップ

上達スピードは、とってもゆっくり。上達してるからわからない程度です。

スモールステップ
  • 1年目 ソリゲレンデ×1、スキー場×1
  • 2年目 ソリゲレンデ×2、スキー場×1
  • 3年目 ソリゲレンデ×1、スキー場×1
  • 成長してなくても良いと思いこむ
  • 親は焦らない

何をするにも段差を小さくすることが大切です

自閉症の子供の側に寄り添って、乗り越えるために、小さな段をたくさん作って乗り越えるイメージです。もはや、スロープ。

労力は、相当かかります。でも、本人は全て最初のものが、恐怖の対象となっているようなので仕方ありません。特に泣き叫んでしまった障害のある子供を、大声で怒鳴りつけたりするのは避けましょう。短期的な効果しかありません。

車椅子の人に、『遅いぞ、このヤロー!』って言えないですよね。

精神面でのバリアフリーを心がける必要があります。

とは言うものの、なかなかちゃんとはできませ~ん

精神力も体力も割といる・・・

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