VOL.051 自閉症の子供の未来・親亡き後(収入編-手当)

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障害のある子供の将来に備える

この子が大人になった時・・・障害のある子の親が必ず考えると思います。

自分とは違う人生を歩む事になる子供の未来を早めに知って備えることは大切だと考えます。

上手くいかない場合を想定して準備する

息子には、苦手なことが沢山あります。成長と共に克服されるかもしれません。でも、出来なかった側で考えておくと事前に準備ができます。

へーすけの特徴
  • 診断:ASD(軽度知的相当)
  • 感覚過敏は強め
  • コミュニケーションはとても苦手
  • 社会的集団でのトラブルは既にある

障害の特性が強くあり集団での生活は困難性が伴います。
そんな彼がもし働けなかった場合も含めて、どのような社会保障があるのかを調べて見ました。

子供が生きるためにはお金が必要

親は先に死んでしまいますが、その後も彼の人生は続きます。そのためにはお金が必要です。しかし彼はもしかしたら働けないかもしれない、働けても生活に必要な収入を賄えないかもしれません。それらをケース別に想定してみます。※成人前の手当などはここでの紹介は省略しています。

息子の成人前に死ぬ予定はないので成人後の手当の紹介します

どんな手当があるの?

自閉症の子が大人になっても、もらえる可能性がある手当

障害年金

自閉症スペクトラム障害は、障害年金の支給対象となる障害です。要件を満たせば20歳以上から支給対象となります。
働いているかどうかは全体的な支給要件ではありませんが、内容によっては支給対象外とされることがあるようですので注意が必要です。しかし年金受給者の内3割程度は就労をしているという事実はあります。
正社員として一般の企業でフルタイムで働いて職場で大きくトラブルも起こしていないと支給対象外となる可能性が高く。就労に関して困難性が高かったり常時管理指導が必要だったりすると年金支給対象外となる可能性は低いと想定できます。

障害年金の就労状況について、等級判定ガイドラインに基づいて判断される

  • 一般企業で就労している場合(障害者雇用制度による就労を含む)でも、仕事の内容が保護的な環境下での専ら単純かつ反復的な業務であれば2級の可能性を検討する。
  • 一般企業で就労している場合(障害者雇用制度による就労を含む)でも、執着が強く、臨機応変な対応が困難であることなどにより、常時の管理・指導が必要な場合は、2級の可能性を検討する。
  • 一般企業で就労している場合(障害者雇用制度による就労を含む)でも、他の従業員との意思疎通が困難で、かつ不適切な行動がみられることなどにより、常時の管理・指導が必要な場合は、2級の可能性を検討する。

保護的な立場で単純作業か、臨機応変な対応が出来なくて常時管理される必要があるか、他の従業員との意思疎通に困難性が見られるか、といった部分で判断されます。

実際は困難部分があっても適切に申し立てがされずに、不支給になってしまう事例もあるようです。

年金の
種類
初診日年金額
(年額)
その他
障害
基礎
年金
20歳以前に
初診日があること
1級 
約97万円
2級 
約77万円
年金保険料免除
障害
厚生
年金
20歳以前に
初診日があること
※例外:初診時に
厚生年金に
加入していれば
障害厚生年金の
対象者に
はなりうる
1級
約97万円
2級
約77万円
3級
約58万円
     
年金保険料免除
※3級は除く
2021.7現在の情報

発達障害の認定基準がありそれに基づき認定が行われています。医師による診断が重要な判断書類となります。障害者手帳の等級と障害年金の等級は似たような基準もありますが完全に一致しているわけではありません。

自閉症の初診日は、診断を受けた日、知的障害の初診日は生まれた日となります。 知的障害が軽度の場合は、診断を受けた日が初診日となることもあります。

障害厚生年金は、療育手帳を受給している知的障害の場合は対象から外れる可能性が高く療育手帳支給対象とならないような自閉症の場合で、就労し厚生年金に加入した後にうつ病などを患いそこでASDが発覚したという時などは支給対象となる可能性があります。大人になって就職してから軽度知的と診断されたケースが該当すると言えそうです。

障害年金の認定請求は一発勝負。実際に年金を申し込む場合、障害年金の手続きに実績のある社労士に依頼するのもよいでしょう。社労士によりますが約10~20万円前後の手数料がかかるようです。

働いたほうが良いんだか、悪いんだか分からない。息子にとって一番ハッピーなのはどれ?

いつでも年金を受給できる状態にするのが良いのかな?

心身障害者扶養共済

障害者を扶養する保護者の方が死亡や重度障害となったとき、障害者本人に終身一定額の年金を給付されます。

支給年齢支給対象者条件支給額
保護者が
死亡・
重度障害
となった時
障害者本人療育手帳
又は
精神障害者
保健福祉手帳
1・2級
※自閉症で
精神3級が
対象となる
かは不明

親の年齢は
65歳未満
1口
2万円
条件は自閉症で想定するものに限定して記載
メリットは大きい
  • 掛け金 保険会社手数料が無いためその分安い
  • 扶養共済で支払われる年金は、生活保護の収入認定から除外される
  • 所得控除の対象+共済で支払われる年金は所得税、住民税がかからない
  • 親族などを【年金管理者】として指定できる

掛け金は、加入者(保護者)の年齢によって変わる。
1口当たり月5,600円~23,300円。


詳しくは、お住まいの行政庁の福祉窓口へ

自治体独自の手当

自治体で個別に手当を支給していることがあります。都道府県や市町村単位になりますが、まずはお住まいの市町村の役所の福祉窓口に相談しましょう。

生活保護

健康で文化的で最低限度の生活が送ることが出来るような保障を国が行う制度で、既によくしられている制度です。自閉症が原因で働けない場合は、生活保護の支給対象となりえます。また仕事をして収入があっても収入の程度によって給付対象となることもあるようです。ただし親の援助が可能だったり資産があったりすると支給対象対象外となることもあります。

また障害年金と合わせて支給は可能ですが、障害者年金の支給が生活保護費の支給額を超えてしまう場合は、生活保護の対象外となってしまいます。

特別障害者手当

支給年齢支給対象者支給額
(年額)
20歳
以上
重度知的障害者
在宅介護であること
※障害者施設に入所してしまう
と支給対象から外れます
約31万円
2021.07現在

コメント

  1. […] […]

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