【自閉症の子は温泉が嫌い?】楽しくお風呂に入りたい(小学校低学年) VOL.079

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お風呂に関しても困りごとがあります。

我が家の履歴をざっくり紹介いたします。

自宅で入浴の問題

小さな頃はあまり問題が起きません。

赤ちゃんの時は特にです。ただ大きくなるにつれて、困りごとが増えてきます。

困りごと
  1. 頭を洗うのにパニック
  2. 体を洗うのに洗剤使いすぎ
  3. とても時間がかかる

1.頭を洗う(シャンプーが目に入ってパニック)

小さな頃は親が洗います。目に入らないように注意をしながら。

ある程度大きくなると自分で洗ってもらいます。しかし、シャンプーが目に入ると結構なパニックです。問題は一度イヤなことがある、次のチャレンジをしないことです。子供の頃にシャンプーが目に入ってイヤだった~という記憶はありますが、彼の場合は拒否反応が結構強めです。

かなり気長にやるほかありません。自分の子供時代より長めに親が洗って、息子なりの成長に合わせて自分でやらせます。他の子より遅いですが徐々にやり始めます。

頭は洗えた~?

うん!

めっちゃ泡ついてるよ~

しかし泡がやたらと残っている・・・

2.体を洗うのに大量のボディーソープを使う

かなり丁寧に教える必要があります。教えても出来るのはその半分程度です。期待しすぎずに気長にいきます。

しっかり体も洗ってね~

あわあわ~

ボディーソープ使い過ぎだし、まともに洗わずシャワーで流すな~

プシュプシュプシュプシュ~

3.時間がかかる

入浴すること自体は結構好きみたいです。湯船に長いこと使って自分の世界に入り込みます。ある程度大きくなったころに一人で入らせてみました。

大丈夫かな~のぞき見・・・

わ~!おこったぞ~!・・・そうだね!・・・うふふ・・・

だれかいるの!?

大体必ずこのまま30分ぐらいが無駄に過ぎます。

あまりに帰ってこないと流石に早く洗いなさいと伝えて何とか洗えます。

【てんかん】に注意!

自閉症の子は、他の子より【てんかん】の合併率が高いそうです。お医者さんからも低学年のうちは注意してくださいと言われています。浴室でてんかんが起きると事故につながります。今まで一度もてんかんがなくても多少の配慮が必要なようです。

自宅で入浴の対処方法

対策としてお風呂でやることを絵カードで見せる方法もあるようです。しかし息子は何故か絵カード通りにはやらない。人それぞれですかね。

絵カードの記事はこちらの最後の方にリンク先があります。

後はとにかく少しずつです。自分の子供の頃や他の子と同じタイミングで出来ない場合も仕方がないことです。

温泉などの施設で

我が家は旅行好きです。温泉にも結構行きました。コロナ禍ではめっきりと行く機会がなくなりましたが・・・

大浴場での困りごと
  1. 脱衣室のドライヤーが怖い
  2. 脱衣室の扇風機も怖い
  3. 大浴場の雰囲気
  4. 大浴場の湯舟が熱い

彼は恐らく3歳ぐらいで温泉デビューをしています。

当時はあまり私自身が自閉症に対して知識がありませんでした。

自宅と同じ感覚で行きましたが、ちょっと認識が甘かったかも・・・

1.脱衣室のドライヤー

聴覚過敏の天敵です。男の人もドライヤーを結構使っています。ドライヤーのコーナーは脱衣と浴場の中間にあることが多いです。避けることもできません。小さい頃は抱っこして強引に突破。小学校低学年ぐらいになると自分で耳を塞ぐ、ダッシュで駆け抜けるという対処方法をとるようになりました。

ボーがいっぱい!!こわい・・・ダッシュ!

あれっ!どこ行った!

2.脱衣室の扇風機

扇風機も昔から苦手です。ホームセンターで夏場に首振りの扇風機があると、その前は通れません。無理に通ると泣きます。脱衣室も同じです。さっさと着替えてダッシュで浴場へ行きます。これも成長とともに恐怖心が無くなってきました。

3.大浴場の雰囲気

音が響き渡ります。お湯のザバーッ!という音。それらも恐怖の対象です。小さなころは子ザルのようにしがみつき浴場に行きました。小学校低学年では自分で入れるようにはなりました。

抱っこか~ぐぅ~重い・・・絶対に滑っても行けない・・・

ザバァ~~(湯船に人が入った)

なにっ??

ただお湯が流れただけだよ~

4.大浴場の湯舟

温泉は割と温度が高めです。それも基本的にはNG。更にやたら広く、ちょっと深い。湯船に入るのは恐らく今でも若干時間がかかると思います。小さなころは親にしがみついたまま湯船に浸かってました。

あっつい!!

確かにね・・・よし上がろう!

基本的に初めは温泉にはほぼ入れません。

温泉や大きな浴場はこんな場所と知ってもらうために行くイメージです。

泣いている状態ならさっさと帰ってお部屋のお風呂に入りましょう。強引に入っても怖いところとしてしか認識されません。感覚過敏が鋭い幼児期は結構手強い施設です。4、5回目くらいの温泉旅行でやっと湯船に一瞬浸かれるくらいです。

人によっては低学年頃には感覚過敏が穏やかになる子もいます。我が子も一時期に比べれば若干マイルドになりました。また本人なりに耳を塞ぐなどの対象法も覚えます。焦って号泣している状態で無理に入っても逆効果ですね。最近は行けていませんが恐らくはほとんど湯舟には浸かれないと思います。

熱い湯は私も嫌いなので・・・まぁ丁度いいかな!

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