【自閉症でもおとなしい子は見過ごされる?】おっとりタイプのASDの息子(小学校低学年) VOL.076

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おとなしいタイプの子は気付かれない

発達障害も様々なタイプがあり、ADHD、ASD、LDなど良く動く子もいればおとなしい子もいます。

発達障害の子供にはその子にあった訓練が必要

おとなしいタイプの子は発達障害と気づかれない、手を掛けられないまま成長してしまうことがあるので注意が必要です。これは診断した医師、支援センターから同じことを言われました。

息子も自宅では癇癪を起して良く泣きます。ほぼ毎日。保育園や学校では泣くことはあるようですが、自宅ほどではなく、あまり多くの問題行動を起こさない子と言われています。よく言えば悪目立ちすることが少ないようです。

幸いにも小学校の途中までは担任や周囲の努力により、保護者以外にも積極的に関わってもらえました。目立ちにくくても生活面で支障のある子供同士のコミュニケーションを大人が仲介したり、感覚過敏に配慮するような対応をしたり、上手にサポートがされていました。

苦手な会話、運動、どうしても出来ない部分があることを理解して適切なサポートによって、息子の成長が加速されていることは今の息子を見て実感できます。

医師からも

割と重いところがある自閉症ですね~

と言われていましたが、なんとか困難があるなりにも頑張って生活ができていました。
上手くいっているかどうかの判断は【息子の笑顔】です。
笑顔の回数が急に減ったり、家での癇癪が急に増えた時は要注意です。

全員が理解してくれるわけではない

サポートをしてもらうために伝えることは大切

我が家は保育園、小学校入学まで親がかなり積極的に関係施設にコミュニケーションを図って息子のことを伝えてきました。そのかいもあってか、かなり配慮された環境を整えることが出来ました。よく過保護では?という考えを持ってしまうこともありますが、息子にとって必要なサポートであり成長するのに欠かせない環境です。発達障害を学ばなければ理解できない部分かもしれません。

上手く伝わらないことがあるかもしれない

しかしある程度は親が施設側に必要な配慮を伝えていても、それが上手にいかないこともありました。進級のタイミングでクラスが変わったり、先生が変わったり大きな変化があります。先生もただの人ですから中にはご自身の生活で手一杯で、全くゆとりのない状況の方も見えます。発達障害はかなり種類があり、今まで一般級だけを受け持っている方が予備知識があまりない状況でなんとなく教えることはかなり危険です。特別支援学級を受け持つ先生は相当に事前に知識が必要で、一般級と同じかそれ以上に人間の力も求められます。余裕のない状況で支援の必要な子供たちを一般の子供たちと同じように教えてしまうと、途端に子供の状態が崩れます。

子どもの危険信号
  • 笑顔がなんか減ったな・・・
  • 帰ってくるとやたらと泣いてる・・・
  • なんか毎日つかれてる・・・
  • 勉強も嫌がる・・・

息子は自分から学校の状況を話しません。そもそも会話の能力が低いことで上手く伝えられないこともありますが、嫌なことを隠したいという思いももしかしたらあるのかもしれません。上手にコミュニケーションが取れないので真実はわかりません。

今日は学校で何があったの~??お話して~

いろんなところから情報収集

子供変化を見逃さない必要があります。同じクラスの子やその子の親などから状況を聞いたり、先生や他のクラスの先生からさり気なく情報を収集するしかありません。学校で行う勉強で使うプリントや宿題などから異常を読み取ります。恐らくは、少しでも間違うとバツを付けられたり、ぼ~としている間にプリントをやれずに0点と付けられたりと、そのようなことが積み重なり大きなストレスとなり学習意欲の低下や生活態度が悪化していったのだと思います。

支援センターなどでやってはいけないと言われているアプローチをとられていることが、実際にはあります。ほとんどの場合、悪意がなく良かれと思って対応しているようです。理想的なアプローチ方法を伝えてもなかなか理解がされません。教師側と喧嘩をしたいわけではないので、先生のタイプにもよりますが時間をある程度かける以外に解決策が見つかりません。

先生
先生

おとなしくていい子ですね~

教師側は、【息子さんは手のかからないいい子】と理解しているようです。かなりツッコミどころがある理解です。支援センターなどで注意が必要と言われるくらいなので、そういった先生は一定数いるのでしょう。

どうしよう・・・全く伝わらない

施設側との交渉と問題解決のアプローチ

特別支援学級など発達障害を受け持つ場合は、事前に最低限の研修と理解度を高めてから授業を行う必要があります。しかし現実は理想通りにはいきません。発達障害がある子は少なからず生活上で問題に直面します。その都度、親子ともども時間をかけて施設側と協議をして、問題解決を図らないといけません。

ただ難しいのが教師と喧嘩をしてしまうと密かに報復をされる可能性も0ではありません。相手からすれば一生懸命教えているのにそんな言われ方をされるなんて心外だ!と思うかもしれません。そんなことを言う親の子供は・・・と下手をすると攻撃対象になりうるようです。

医師からも言われた話で

子供は人質です。

感情はできるだけ横において、個人攻撃をするのではなく組織的な対応を依頼していく方が解決が近いのかもしれません。

しかし、しっかりと意見を伝えないとそのまま見過ごされる危険性はあります。それは息子の成長を低下させて笑顔を奪うことになるかもしれないと考えています。

と偉そうに書いてますが、勃発する問題に悪戦苦闘の毎日です・・・

問題が本当によく起きます。

エネルギーがかなり必要・・・シヌ・・・

具体的な解決方法や手順はこちら

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