トイレが基本的に怖い
息子はかなり昔からトイレが苦手です。
自閉症の特性が影響するようです。
何が大変って親の作業が相当増えます。
自宅のトイレでの困りごと
便秘で肛門が切れて痛い!
小さな頃は、踏み台を設置して、踏み台を使ってトイレをしていました。
自宅でのトイレは同年齢の子より遅かったかもしれませんが、根気よく教えてトイレで初めておしっこ。出来たら全力で褒めます。褒め殺しです。
すごいね~!うんち出来たね~!!
ここまでは順調です。困りごとはうんちです。
酷い便秘になると、坐薬も使っていました。
おしりイタイ~!ざやくもイヤ~!
解決策
まず固いうんちが出ないことが優先事項でした。ただ、息子はとても偏食で食べないものが多い・・・感覚過敏が影響するようです。自閉症あるあるですね。
ビオフェルミンである程度解決します。我が家は錠剤をラムネ感覚であげています。かみ砕いて食べています。これによってかなり便通は改善されています。・・・偏食が治ったわけではないんですけどね。
デメリットとしてはその他の錠剤をいつか挙げる時にかみ砕いてしまいそうなことです。それを考慮するなら粉末のものを水で溶いて与えるのも1つの手段です。それに錠剤は5歳からとなっていますので、小さい子は粉末を水で溶かしたものが良いかもしれません。
私の下痢にも効く
うんちが拭けない
なかなか拭けません。自閉症児の親御さんで結構困っている方が多いようです。
紙を巻いて切って拭く。この過程をまず理解していないことがあるようです。言葉での伝達が苦手なので絵カードなどを用いると解決することがあるようです。
我が子は絵カードはあまり効果がなく拭くのを嫌がります。
恐らく、うんちが固めでお尻がたまに切れる。ムズムズして触ってしまいヒリヒリ、チクチクする。だから拭けない。というのが原因かもしれません。コミュニケーションがうまくとれないのではっきりした原因は不明です。
基本的に失敗しても怒ってしまうと怒られないように汚れたパンツを隠したり、逆効果になることが多いようです。我が家は夫婦そろって甘いのでしかりつけることはありません。パンツも隠されません。汚れたパンツを脱ぎ捨てお風呂場にダッシュしています。
もっとそっと脱いでくれ・・・ママにパス
最後までやらんかい!
解決策
- 絵カードを使ってみる
- 一瞬でも拭けたらとりあえず褒めとく
- 怒らず子供のペースでゆっくりと
絵カードが通用せず長期戦になりした。
あるときからお風呂に入っている時だけ、やたらと大便をしに行くようになりました。浴室から出てサッと体を拭いて真っ裸でうんちをする。終わると浴室に戻りシャワーでお尻を洗う。やはり紙で拭くのは痛かったことがあり抵抗が根強いのかもしれません。お風呂を入れていないタイミングでうんちをする時もトイレから下半身まるだしのまま浴室へ行き、自分でシャワーを使って綺麗にしています。とりあえずお尻は綺麗になっているのでヨシとしています。
湯舟に〇ンチの欠片が~!しっかり洗わんかい~
気長にやっていこ~!
お外のトイレで困りごと
自宅より難易度がかなり上がります。
音が怖い、匂いがイヤ
- ハンドドライヤーの音が怖い
- 自動(人感センサー)で流れる水が怖い
- 電子音(乙姫)の音が怖い
- 匂いがイヤ
ブォ~(ハンドドライヤー)ない?
初めの頃は、ハンドドライヤーでパニックで外に逃げていきました。
聴覚過敏でとてもうるさく聞こえるようです。今はコロナもあってハンドドライヤーが使えないことが多いので恐る恐る入って何とかできるレベルです。
お店で行かなくお漏らしした時の話
解決策
配慮された施設は少ないですね。
- 音に関してはイヤーマフ・ノイズキャンセリングイヤホン
- 出来るだけ自宅で済ませておく
ハンドドライヤーが復活すれば、きっとまた入らなくなるだろうし、人感センサーのトイレでこわばりながらおしっこをします。くさいトイレはどうしようもありません。根本的な解決策ではありませんが、行けそうなときに細目に声掛けをすることぐらいです。ちなみに息子はイヤホンをイマイチつけない…
横浜市総合リハビリテーションセンターで施設側の配慮事例があります。このように配慮された施設が増えると良いですね。
http://www.yokohama-rf.jp/common/pdf/trivia_toilet.pdf
お尻を出しておしっこする
ずるっと下までズボンを降ろしておしっこをします。だからお尻丸出しです。些細なことですが、結構長いこと直りません。似たような困りごと抱えている保護者の方はいるようです。
解決策
- 絵カード
- 根気よくやって見せる
解決策って書いておいてなんですが、我が家はまだお尻をプリっと出したままおしっこをしています。ただ絵カードで直っている方はいるようです。大人になると変態・・・として見られるリスクありです。
絵カードの記事はこちら
記事の最後の方にのっています。
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