発語は遅かった息子のひとりごと
へ~そっか~!やったね~!
誰もいないのにハイテンション!?
発語は三歳頃と遅めの息子でしたが、独り言は六歳前後から激しくなっていました。
部屋には他に誰もいません。しかし過去の出来事やアニメの断片を突然思い出したように話し始めます。
自閉傾向が強い息子は自分の脳内の会話が外に漏れてしまうようです。
独り言の発現状況
- 部屋で親といる時
- お風呂に入っている時
- 通学中
部屋での独り言
自宅でリラックスしている時で、暇な時に独り言が増えてきました。内容もかなりボリュームがあり、長めの独り言です。しかもテンションは高めでジャンピング付き。他人が見たらかなり驚きます。
いっくぜ~~!!きゃ~~!!
どこに行くつもりなのかしら・・・
お風呂でも・・・
お風呂からも、楽しそうな声が聞こえていきます。長めの独り言の時は会話が成立しています。親との会話は成立していませんが、独り言だと会話が出来るというのは謎ですね。
通学中
おなじ通学班の子に教えてもらいました。
『へーすけ君なんかブツブツ言ってるよ~』
他人がいるところや、公共の場での独り言はあまり好ましくありませんね。しかしその状況を説明して本人が理解して独り言を意識的にやめる手順が必要です。しかし微妙なコミュニケーション能力の息子はなかなか理解が今は難しいかもしれません。
無理やりにでもやめさせる必要があるのか?
我が家は現状、あまり積極的に独り言をやめるようにしていません。
通学中の独り言は微妙なラインですが、基本的に彼がリラックスしている状況にあるときに独り言が多発しています。外のお店では今のところ目立った独り言はありません。結果的に公共の場での独り言は少ないことが多いので、現状強く指導するようなことはしていません。
自閉症の独り言は、過去を思い出していたり、頭の中のことが口に出ていたり、気持ちの整理をしているなどの理由があるようです。声に出したくて出しているわけではなく、つい出てしまうということも多いようです。
わ~い!やった~!!
なんかイイことあった!?
・・・・・!?
独り言に合いの手を入れて話しかけると、エッ・・・みたいな感じのリアクションを取ることがあります。【あれ?聞いてたの?】と思っているのか、それとも【ボク何しゃべってたんだろう】と思っているのかは分かりません。
公共的な場所での独り言の抑制
外出先での大きな独り言は同伴する保護者の心的なストレスにもなります。
ある程度本人に場所に応じて抑制することを覚えてもらう必要があるかもしれません。
人によっては、【静かにします。】などの絵カードを使ったりして視覚支援を用いて成功している事例もあるようです。
なんだか毎日いそがし~
空想から帰ってこないへーすけ
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