朝活に挑戦!
自閉症の子でも朝の時間を活用できるのか?
息子の場合はやたらと早起きでした。自閉症でもかなり個人差があると思います。
朝というより夜中に起きてた・・・
早起きの記事はこちら
どうせ早く起きるなら、その無駄な時間を活用すれば良いよね!という形で始まったのが朝勉です。本来、小学生で朝から勉強する必要なんかないとは思います。しかし彼の場合は沢山のトラブルが起こります。それに対する対策としての朝活ですね。
時間をどこで確保するのか
息子は意外と忙しいです。
学校以外に、言語訓練、デイサービス、虫歯治療、スイミング、体操教室などかなりやることが沢山です。帰った頃にはクタクタなことも多く、帰宅後に勉強時間を確保することは非常に難しい状況でした。宿題をなんとかやる程度です。勉強を行う場所は、自宅、学校、時にはデイサービスでも対応してくれます。特に学校は、先生の能力に依存します。特別支援学級に通う息子ですが、先生次第で、自宅ですることがほとんどないくらい勉強が進んでいることもあれば、学校でほとんど何もしていない状況が続く・・・ということもあります。ネックになるのは息子には状況を報告する能力、問題解決の能力が低く、保護者側がある程度対応をしないとそのまま見過ごされていきます。
学校での問題はなかなか解決されないことも・・・
特別支援学級で起こる問題について
学校ではほとんど勉強が出来ない状況には、親が対応せざるを得ないことが多いです。学校側と協議を行い改善がある場合もありますが、ほとんど変わらないこともあります。私たちはその問題への対処として朝の時間を活用するようになりました。
何時に起きれば良いのか?
我が家は、子供が学校に行く1時間30分以上前に起きています。というか起きてしまいます。特に夏は早いです。家庭によって当然必要な時間を違うはずです。
自分たちの場合は、朝ごはん、歯磨き、顔を洗う、トイレにプラスして5分~15分の勉強を毎日しています。それらを考慮すると正直かなり時間が余ります。余った時間に子供はブロックで遊んだり、漫画を読んだり自由に過ごしています。ギリギリでやるとどうしても焦ってイライラしながらすることになるので、余分な時間が必要です。
集中力はとても少ない息子対策
集中力自体はとても短い
息子の集中力は基本的に短いです。ワーキングメモリーも標準以下。それに応じた対策が必要です。
クタクタな状態で夜やるより、朝やった方が集中力は高いです。ただし初めの頃は上手く行かないことも多かった。朝起きて、朝ごはんを食べる前にやったため空腹状態では息子はガス欠状態です。疲労は回復していますが集中力はイマイチです。その状況では勉強効率がガクっと落ちます。結果時間がかかり30分近くかかっていることもありました。勉強の計画を優先させたため結果詰込みで勉強していました。集中力が無い状態でやっても朝やる意味があまりありません。
この時期は私が教えてました・・・だんだん詰込み型になっていましたね・・・
朝活のポイント!
私が教えた方が上手くいってるぜ~!
朝ごはんを作らせていただきます~
もちろん勉強は一般級のクラスの子について行ってくれたら親としては嬉しいです。そうならないことを念頭にしながら勉強をすると教える側にもゆとりが生まれます。短い時間であれば集中力が何とか続くので今のところは順調に朝活ができています。終わった後は、ご褒美ではありませんが、好きなことをしても良いので息子は一人で楽しそうに遊んでいます。遊びすぎて遅刻しそうなくらい。
学校行く時間だよ~!!
細切れの勉強スタイル
我が家の場合は、朝10分、帰宅後宿題10分、寝る前に5分 というようにして細切れに勉強する形をとっています。あまりにも集中力がないので一回で1時間はとても持ちません。我が家はこのスタイルが向いているようです。
勉強以外にも使える
これだけ毎日勉強をさせているのは、子供に良い高校、大学、会社に行ってもらうため、ではありません。もちろんそんなったら嬉しいです。しかし現実的にはそもそも高校に行けるかどうかが怪しいレベルです。毎日少しの勉強を繰り返すのは、【勉強をする】という行為を覚えてもらう。【勉強すると解ける問題もある】ということを知ってもらうためです。生活する中で、他の子より多く失敗をして、自信を失う機会がとても多い子です。少しでも小さな成功に繋げて息子の自信に繋がれば、という思いでゆる~く勉強をしています。
最近は30分ぐらい時間が余ることが多いです。息子は自分が遊ぶ時間、親は朝ごはんの片づけ、洗濯などそれぞれ時間を活用しています。季節によっては犬の散歩やジョギングをする時間も作れます。
いや~清々しい朝だ!
私は洗濯しとるがな~!!
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