自閉症の子でも興味を示したおすすめの絵本
発達障害は、ADHD、ASD、LD、チック症、吃音など様々あります。
我が子はASDに該当。軽度知的障害に相当。
視覚、聴覚、味覚、触覚など過敏は割と強い。
その息子が興味を示した絵本を紹介します。

おすすめ
シンプル、短い、可愛い、かっこいい、子供が好きな分野
極力除外
複雑、長い、定型児年齢相当
親の根気は結構必要です。反応が悪いものも全く無駄になったというものはありません。
気長に成長を待ちます。
のんたん あそぼうよシリーズ
0歳~2歳児向けとか、3歳ぐらいから読んであげたいとか・・・この際気にしない・・・
ウサギさんにクマさん、タヌキくんにブタくん、次々とやってくる友達の掛け声にノンタンは、「だめ だめ」と取り合わない。公園で、おうちの中で、ノンタンみたいになっている子どもたちは結構いるはず。(シリーズ全23巻)
・32ページ
ノンタン好きな息子。園で読んで好きになったみたい。対象年齢なんて気にしちゃダメですね。好きなものを好きな時に・・・
迷路絵本シリーズ

迷路は大好きなようです。間違いを誰からも指摘されないように一人でしています。シリーズ累計300万部。19巻あります。
散歩をしていた子どもたち、虫が集まっている不思議な場所を見つけました。扉がある!なのに開かない。よく目を凝らすと、アリの行列が文字を作っています。解読した文字の通りにすると、扉が開いた!そして奥へ進むと・・・思いがけず扉を開いて踏み込んだ「秘密の虫穴」に始まり、「テントウムシの庭」など全12場面からなる虫の国を、カブト武者と一緒に探検していきます。
・24ページ(昆虫の迷路)
・32ページ(進化の迷路)
迷路はひたすらやり続けます。迷路の他の情報にはほぼ無反応です。たぶんストーリーや豆知識などが売れてる理由だけど・・・そこは無視する息子。
サバイバル迷路(自然史ミュージアムを脱出せよ!)


シリーズ累計300万部超えの科学漫画サバイバルシリーズの迷路です。科学漫画の方は全く興味なし・・・
招待された博物館に行ってみると、恐竜も古生物も生き返り……。君は博物館から「サバイバル」できるのか!?隠れアイテムを見つけながら、主人公ジオと一緒にゴールを目指そう。
・32ページ
迷路大好きなのでなんでも食いつきます。でも合間の科学漫画的な部分はほぼスルー・・・
逃走中 激ムズ迷路BOOK ハンターから逃げきれ!

逃走中が好きな息子。まさかの迷路も出版中・・・割と見てます。
迷路BOOKですが、謎解きの要素も多く含んだ、頭を使って遊べる本で、番組同様「ハンター」を避けながら、与えられたミッションをクリアしてゴールを目指しましょう。初級・中級・上級の3ステージを用意。
・32ページ
謎解き部分は完全スルー・・・でもひたすら迷路はしています。
コんガらガっち

少し迷路要素もあります。小学二年生でもまだ大好きなようです。2021現在で全8巻。コんガらガっち劇場という4コマ漫画もあります。最初は親と一緒に読みます。
何かと何かがこんがらがって生まれた新生物「こんがらがっち」。この絵本では、こんがらがっちと一緒に読者が指で道をたどって「旅」を楽しみます。かわいくて、ひねくれていて、暖かい世界が広がります。
・第1弾 36ページ
・第7弾 42ページ
・4コマ漫画 192ページ
めちゃくちゃ読んでいます。大好きな絵本。自由に・・・ではなくどちらの道を選ぶ、というのが良いのかな?4才の終わりごろから小2ぐらいまで一冊ずつ増えていきました。4コマ漫画も小1の時に購入。ぼちぼち読んでます。
第1弾
第7弾
4コマ漫画
プログラム絵本 アベベのぼうけん

知育要素のあるスゴロクで進む絵本です。下巻は未就学児ではちょっと難しいかもしれません。
「ピタゴラスイッチ」の佐藤雅彦さん、
「考えるカラス」、「Why!?プログラミング」の石澤太祥さん、
絵本「コんガらガっち」の貝塚智子さん が関わっています。
主人公・アベベは、ドドジ王国の王子。アベベは立派な王になるため、父の残したプログラムに挑戦する旅に出ています。プログラムを丹念に読み解き、すごろくのようなマスの上を旅するアベベを動かしていくと、そこに驚きの物語が現れます。
・上巻 80ページ
・下巻 75ページ
プログラミング云々は全く意識していませんが、単純にキャラが好き。スゴロクが好き。という感じですが、初めは永遠と読み聞かせ。とにかく何回も読んでくれと・・・嬉しいやら辛いのやら・・・。冒険とスゴロクがミックスされて「変数」、「順次処理」、「条件分岐」の概念も入っちゃってます。
昆虫 新訂版 (講談社の動く図鑑MOVE)

DVDを見て、図鑑はインテリア状態です。図鑑は購入から三年後に少し見る程度です。
多くの昆虫の中から「おもしろさ」「驚き」「身近さ」の3点を考慮し、厳選した昆虫を掲載しています。そのため使いやすいページ数でおさめつつ、ダイナミックに生態写真を掲載しています。調べる時にだけ使用する図鑑ではなく、毎日読んでも楽しい図鑑を目指しています。
・DVD 79分
・図鑑 224ページ
コーカサスオオカブトのバトルシーンで大興奮。DVDの映像は、NHKのものでかなり迫力があります。とてもおすすめ。でも図鑑の反応はかなり薄かったです。
こども ことばつかいかた絵じてん 増補新装版 小型版

園を卒業する時にやっと読み始めた絵本。4歳ではあまり興味を持てなかったかな。
表現力が身につく絵じてんとして好評のロングセラーの増補新装小型版。幼児の日常生活にそくした場面設定で、ことばの使い方や使い分けを例示。新たに「にている ことばの つかいわけ」を増補。2歳から6歳向け
・432ページ
初めは無理やり親が読んで、興味なさそうでした。1年後に自ら手を取りたまに読み始め、本格的に読み始めたのは実は7歳以降・・・。でも絵辞典は視覚で伝えられるので口頭で耳に入れるより定着が良い!
しょうがっこうへ いこう

小学生って何のかを教えてくれる絵本です。定型児さんにもおすすめできます。
『しょうがっこうへ いこう』は新1年生向けの「遊んで学べる小学校ハウツー本」です。
幼稚園と小学校の違いから始まる本作は、通学の仕方から、朝礼、国語や算数や体育やその他の授業、給食、お昼休み、保健室の使い方、下校まで、小学校1年生が普段行う1日の学校生活を絵本で紹介しています。また、単なる紹介だけで終わらず、迷路や、記憶力クイズ、正しいひらがなを選ぶクイズや、数字を選ぶクイズ、間違い探しや交通ルールを覚えるクイズまで、遊びながら小学校や、1年生で知っていてほしい知識について学ぶことのできる仕掛けが満載です。
・しょうがっこうへいこう 36ページ
・1ねん1くみの1にち 40ページ
反応がとても良いということはありませんでした。ただ小学校のイメージをある程度持たせることが出来たと思います。
こちらもおすすめ(1ねん1くみの1にち)

こちらは写真も使われているので過度な期待をするのではなく、現実のイメージを作れるので良いと思います。
本を選ぶコツ
小さなころは、軽度知的障害ぐらいだと発達障害があっても気づきにくい部分もあります。
またできるだけ普通を目指している場合もあるので、つい対象年齢相当の本を読んでしまいます。
障害がある場合、実際は対象年齢より少ししたの絵本を選ぶと聞いてくれることが多い印象です。

適正年齢よりマイナス1歳~3歳がちょうどいい
5・6歳におすすめの映画・アニメ・知育DVD・おもちゃ




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