【自閉症の子の保護者はかなり忙しい】時間が足りない日常 VOL.012

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なぜ自閉症児の育児に時間が必要か

まず、発達障害に関しての知識が一通り必要です。最低限の知識がないと教育・しつけのつもりが逆効果になっていることもあります。最低限の知識、それを学ぶ時間、実践する時間を考えると本当に激務です。

思っているよりかなり沢山の事が待ち受けています

ここからは実体験を列記しています。

幼稚園・保育園の前

  • まず自閉症の勉強
  • 日々の生活で異変を観察
  • 育児教室などを訪問
  • ①就学前の預かり保育に行けるか確認(ASDで断りもありうる、結果何か所も回る)
  • ②こども発達センター(親子通所のため親の時間必須)
  • ①、②の申込で各窓口を駆け回る
  • 親も療育を学ぶ(ペアトレ)
  • 家族間交流はトラブル多発なので夫婦で護衛
  • 自閉症児の育児(他の子の5倍手がかかるイメージ)
  • 人によっては仕事と家事

死ぬ~~はやく援軍に来いや~!

幼稚園・保育園

よっしゃー!任せんかい!!

  • 幼稚園と発達センターの送迎必須
  • +個別に療育施設などを追加で通う
  • トラブル予防も兼ねて保護者会などに参加
  • 小学校か支援学校か選択する
  • 小学校は一般級か支援級か選択で悩む(事前に学校に相談)
  • デイサービスを探す(何か所か見る)
  • 学童探す(何か所か見る)
  • 大きな病院へ健診(ASDと診断する場所。ちょくちょく通う)
  • 言語訓練もろもろで、また別の病院に通う
  • 耳鼻科は泣き叫ぶ
  • 歯医者も泣き叫ぶ→障害児歯科へ転院
  • 自閉症児の育児(他の子の5倍手がかかるイメージ)
  • 更に一般の子同様に習い事
  • 人によっては仕事と家事

ぐお~~何これ~~メンタル面もやらるわ~

半分も手伝えてないくせにやられてんじゃね~よ!

小学校の選択肢はこちら

特別支援学級の情報はこちら

学童・デイサービスの情報はこちら

小学生

  • 通学に付添が必要で仕事に支障をきたす
  • 学校側との話し合いが割と多い
  • 学童に送迎する
  • デイサービスに送迎する(施設送迎なら無し)
  • 個別療育施設を利用する
  • 大きな病院へ健診(ASDと診断する場所。ちょくちょく通う)
  • 耳鼻科は泣き叫ぶ
  • 歯医者も泣き叫ぶ→障害児歯科へ転院
  • 自閉症児の育児(他の子の5倍手がかかるイメージ)
  • 息子とマブダチになる(友達が少ないので)
  • だから毎週末公園でダッシュ!
  • 更に一般の子同様に習い事
  • 人によっては仕事と家事

まだまだ続くぜ~

気が付くと3年くらい一瞬だぜ~

ざっと思いつくことを書きましたが普通の子では時間を取られないような事が山盛り。もりもりです。これで職場が結構忙しいとかなったら倒れてしまうと思います。

金銭支援以外の人的なサポートも結構ほしかったところです。(現在進行形)

もちろん金銭面も必要。多くのケースでは、親は上に記述した育児にものすごく時間を取られるため、世帯の収入が実際に落ち込む傾向が多いようです。我が家は夫婦で何とか全てのバランスを保ってギリギリ頑張っているところです。

公的なものも含めてサポートが必要です

障がい者として、診断を拒絶する方もいますが、手帳交付により、身体的、精神的に軽くなることがあります。障害者による税金減免、特別児童扶養手当、デイサービスの利用などがこれにあたります。

全ての補助制度を利用すれば、子供が成人する頃まではある一定のサポートを受けられます。しかし現状制度では、成人後に軽度知的相当だと社会に突然投げ出される形になります。成人後の進路など、相応のものがありますが賃金面など生活するには不可能に近い金額になることもあります。そのため成人前に受けられるサポートはしっかりと受けて成人後の未来に備える必要があります。

成人後の進路はこちら

成人後の補助制度はこちら

自閉症児の家族は、戦闘兵と同じ程の高いストレスを抱える

Diament, M. (2009)

コメント

  1. […] VOL.012 自閉症の子の保護者はかなり忙しいこどもを見る時間確保計画暇な… […]

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