自閉症の息子は苦手が多い

息子は感覚過敏も割とあり、知的レベルも高くはありません。初めのものは概ね拒絶します。そんな息子が取り組んだゲームを少し紹介いたいます。
就学前(~6歳まで)
小学生になる前から、親の管理のもとでゲームをさせていました。むしろ刺激になって良いこともあると考えています。初めはWiiを中古で購入して、太鼓の達人にハマる時期もありました。
太鼓の達人
バチと太鼓付のものがあります。聴覚過敏があるはずなんですが、かなりのめり込んでいました。
ぷよぷよテトリス
体験版から利用して、あまりにもハマるので製品版を購入しました。親よりも強くなります。
マリオカート
ハンドルを購入してやっています。こちらも上達します。興奮してピョンピョン飛びます。
ヨッシークラフトワールド
おっとり系の横スクロール系アクションゲームです。ちょっと奥行もあります。初めは全力で拒絶されました。
世界の遊び大全51
やらないゲームも半分ぐらいあります。親がやっているのを見て安心してからやります。
釣りスピリッツ
こちらは体験版のみです。相当なハマり具合で、ゲームセンターでもやりました。ゲームセンターでは猛烈な勢いで100円玉が消えていきます。悪魔のゲームですね。
マリオパーティー
ミニゲームを少しずづします。スゴロクするのも怖がりながらです。スゴロクするまで半年かかりました。
小学生(6歳~)
実はあまり新しいゲームに関心を示さないので、就学前のゲームを繰り返しやりたがります。新しいものはどんなゲームか見通し(親がクリアするなど)が立つまでは取り組まないことがほとんどです。
安上がりな息子ですね。
恐らく、マインクラフト、どうぶつの森も割とやるのかもしれませんが、ハマり過ぎそうで現在はやらせていません。
おっとりさんの苦手系ゲーム
苦手なゲームは戦闘系です。勝ち負けがハッキリするものは嫌がる傾向があります。それでも全てを嫌がるわけではなく、その境界ははっきりしません。恐らく似たような症状の子でも苦手、得意が様々あるのかもしれません。沢山のゲームを少しずづやらせることが出来るため、【体験版】は我が家ではとても重宝します。
大乱闘スマッシュブラザーズ
横スクロールの格闘ゲームです。親は大好きですが、息子は一切やりません。部屋からも脱出します。
ポケモンソード&シールド
負けるのが恐怖のため、親がやるのを見ているのがほとんどです。自分でやるのは絶対に勝てる戦いの時だけです。でもポケモン自体は大好きというのが変わってます。
ARMS
ビヨンビヨン伸びる手で向かい合う相手と殴りっこします。意外と汗だくで頑張ってやっていました。でも早々に離脱しました。
ゲームに限らず初めてのものはやらない
拒絶が強い
初めて物は基本的に拒否してきます。ゲームでさえも。
道から落ちたり、戦いに負けたり、問題に間違えたり、意外と失敗を学べます。
しかし息子は失敗アレルギーと言っていいほど失敗を恐怖します。
変な話ですが、むしろ親がゲームを始めはやらせていることすらありました。
普通ならゲームやりすぎ!と叱るのがよくある話ですよね。
怖くない、大丈夫、と繰り返して親が実演して、味見をするように少しずづやり始めます。
子供のタイプで好きなゲームが変わります。息子の場合は、息子に向いているものを親が探す労力が意外と必要でした。
注意点
ゲームはメリットも多くありますが、時間の管理は必要だと考えています。ゲームが子供の成長に悪影響があるとすれば、長時間続けてゲームをやる場合だと思います。1日に長時間ゲームをやらせるということは、1日の生活に偏りが出てしまいます。子供の一日は意外と忙しいものです。
朝起きて、学校の支度をして学校へ行って、児童クラブや帰宅後に宿題や習い事に行って、帰ってきて一息付くタイミングで少しゲームをして晩御飯を食べて、お風呂に入って就寝。この忙しい時間の中でゲームの時間だけが長くなるのは生活のバランスに偏りがあるし、何かを犠牲にしている部分が出てしまうかもしれません。限度を決めて管理された環境はある程度必要だと考えています。
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